こんにちは!
ブログにお越しくださりありがとうございます。
今回は大好きな作曲家の1人である、スクリャービンの作品を収録したCDを紹介していきたいと思います。
スクリャービンって誰...?という方はまずこちらをご覧ください!
スクリャービンは交響曲を数曲遺しているものの、作品のほとんどがピアノ曲であり若い頃~亡くなる前まででその作風が大きく変わっていった作曲家でもあります。
この記事ではショパンの影響を大きく受けたと思われる、若い頃の作品を中心に収録されているCDを取り上げてみました!
※今回取り上げているもの以外にもオススメしたい名盤はたくさんあるのですがその多くが廃盤や現在入手困難となっており、再販や復刻版が待ち遠しいです。
(すでに無くなっているレコード会社のCDは難しそうですが...)
Pf.ペーテル・ヤブロンスキー/マズルカ集
近年収録されたものでヤブロンスキーのリズム感の良さと円熟味を増した音色が魅力の1枚です。
Pf.ボリス・ベクテレフ/前奏曲集
ロシアのピアニスト、ベクテレフのスクリャービン全曲録音プロジェクトの1枚で初期~中期頃までのプレリュードが収録されております。
シリーズのCDを何枚か持っていますが結構あっさりした印象です。
スクリャービンの濃い部分がお好きな方には物足りなさを感じるかもしれませんが音色が美しくまた録音環境も非常に良いので聴きやすい1枚です!
Pf.エフゲニー・スドビン/スクリャービン作品集(輸入盤)
エチュードのOp.8-12「悲愴」やOp.2-1、初期の名作「幻想」ソナタの他、ワルツOp.38や晩年の名作ソナタ「黒ミサ」等が収録されております。
初期の作品を中心に...というわけではないのですがぜひ聴いてみてほしい1枚です!
日本ではあまり馴染みのないピアニストかもしれませんがYouTubeに素晴らしい演奏が多数公開されておりますのでよければご覧くださいませ。
Pf.中野慶理/ソナタ集Vol.1
※リンク先には曲目が記載されておりません。この全集1の収録曲は
ピアノ・ソナタ第5番 Op.53
ピアノ・ソナタ第7番 Op.64「白ミサ」
ピアノ・ソナタ第9番 Op.68「黒ミサ」
アルバム・リーフ Op.45-1
アルバム・リーフ Op.58
となっております。2018年収録
個人的にはソナタ以外にも好きなマズルカが収録されているのが〇
Pf.ウラディミール・ホロヴィッツ/作品集(廃盤・中古のみ)
20世紀を代表するピアニストの1人であるホロヴィッツの録音です。
生前ホロヴィッツがよく演奏していた作品の中からプレリュードが多めに収録されております。そのほかはソナタ第3番や第5番、エチュードが数曲収録されております。
廃盤CDだったのでここに記載するか迷いましたが、同じくロシアのピアニスト
ヴラディーミル・ソフロニツキー
と並んでスクリャービンの演奏に大きな影響を与えたピアニストであることは間違いないと思うので今回取り上げました。
一部の演奏はYouTube等にもupされておりますが↓中古版はまだあるみたいなのでぜひ一度は聴いてみてください!
この記事を書き始めた時にはソフロニツキーやプレトニョフ等の名盤を紹介して..と思っていたのですがすでに廃盤だったり在庫切れだったりというものが多く、選ぶのに非常に悩みました。
スクリャービンの作品はまだまだ演奏される機会が少ないと思います。
来年2022年には生誕150年を迎え、少しは取り上げられる機会が増えたらいいなとひそかに思っております。
また演奏会デザインカンタービレの企画や協賛公演の方でも来年はスクリャービンの作品を色々と取り上げていければと思います!
~公演のご案内~
現在決まっているものや発売中の公演はこちら↓
2021年12月5日(日)
林瑛華 ピアノリサイタル
演奏会デザインカンタービレ 協賛公演
6つの前奏曲 Op.13
悪魔的詩曲 Op.36
ピアノ・ソナタ 第7番 「白ミサ」 Op.64
ピアノ・ソナタ 第9番 「黒ミサ」 Op.68
ほか
オールスクリャービンプログラムです!
詳細は↑のリンク先より主催者様へお問い合わせくださいませ。
2022年3月5日(土)
若林里紗 Piano Recital
演奏会デザインカンタービレ 主催公演
ショパン ・華麗なる円舞曲 op.34
モーツァルト ・幻想曲 K.475 ・ピアノソナタ第14番 K.457
スクリャービン ・ワルツ Op.38 ほか
中期の名曲ワルツOp.38を取り上げております。
残りのプログラムは今後追記予定です。
ご来場お待ちしております!
演奏会デザイン カンタービレ/Concert Design Cantabile